2008年4月23日水曜日

420 LOVE & PEACE!!!!

昨日をもって忙しい冬が終わりました~。
終わりをしめくくるのは、今年もMichael Franti & Spearheadのライブでありました。

前日のDE LA SOULのライブとはうって変わって、Michael Franti & Spearheadの会場は、ヒッピー風な人たちと柔らかな空気で満たされてました。

Michael Franti & Spearheadは、今世代のボブ・マーリーと言ってもいいかもしれない。
彼らの歌は、世界平和への強いメッセージがある。
自身もイラクやパレスチナ紛争地区へ足を運び、アメリカ軍兵士の前で、一般市民の前で、子供達の前で、歌を歌った。当然ながら、命がけの旅です。
この旅の模様は”I know I'm not alone”というDVDになっています。

I know I'm not alone予告

想いのこもった歌って、胸がぎゅーってなる。
ズキュン!って核心を突かれる。
Michaelの言葉には力があって、彼が伝えたいことが、伝わってくる。
それは熱くて、優しくて、強くて、儚い、バイブレーション。
バイブレーションが、水の波紋みたいに人から人へ響き渡っていく。
michael
Powered by PICS


彼の歌を体で聞いていたら、
「人がどう言ったっていい。でもね、やっぱり愛だ、愛なんだ~~!!!」
って、叫びたくなった!
愛ってつかみどころがない。
そのうえ、でっかすぎて、よくわかんない!
掴めないのに、いつもむこうからやってきて、わたしをがっちり掴んでしまう。
そして、愛って、振動してる。って思う。
バイブレーションっていうのかな。
そのバイブレーションに触れると、わたしは”ふるい”にかけられたみたいに、揺さぶられてしまう。
バイブレーションは、心の奥の奥のほうの、手が届かないところまで到達して、
無理矢理じゃなくて、やさしく、”いいんだよ、もういいんだよ”って言って
心の奥を溶かして、そして、やさしく、揺らす。
わたしは、いらないものを大地に落とすように、音にあわせて何度もジャンプした。
そして、両手を空に伸ばして、太陽や空からふってくる ”なにかでっかいもの” をめいっぱい浴びる。
気持ちいい~~。と心が言った。
ライブの途中で、彼はボブ・マーリーの名曲「Stir it up」を歌った。
��「Stir it Up」とは、「かき回す」とか、「揺れ動く」という意味。)
そのころには、ライブもだいぶ温まってきていて、
一粒一粒のゴマが、すり鉢の中でかき回されて、やがてペーストになっていくみたいに、
国籍とか、思想とか、見た目とか、年齢とか、今日の気分とか、そんなもの全部がMelting Potの中で、
ぐちゃぐちゃにかき回されて、白も黒もなくなって、
”あなたもわたしも同じなのね。”って、”隣人はみんな愛人だったんだ!” みたいな空気で会場はひとつになっていた。
手
Powered by PICS


Put your hands up high~~♪
Put your hands to the side~~♪
高く挙げた両手を横に。
隣の友人と肩を組んで、jump jump!!
抱き合う恋人達、たくさんの笑顔、空に伸ばした手、煙に託された想い、みんなの想い、ひとつひとつ。
歌はすごいよ~~。
歌はいつの時代も消えることがないんだよ。
人と人を愛で繋げてくれる、キューピットだよ!
武器が楽器になったら、ほんとうに素晴らしいとおもう。
世界が平和になりますように。
みんなと一緒に笑えますように。
地面を揺らした10000人のジャンプの振動が、地球の反対側にいる人たちに届きますように。
わたしは、戦争も飢餓もしらない人間だ。小娘だ。
えらそうなことは何にも言えないし、恵まれていて、甘っちょろくて、そのくせ自分の世界で精一杯だ。
願っても何も変わらないと、現実はもっと悲しくシビアだと、食べる物があって、住む場所があるわたしに、世界平和の何がわかる?と言われたとしても、でもわたしはここで感じてる。
わたしが、こうして生まれてきたことには意味がある。
世界中の、全ての人がみなそうであるように。
そして、生まれがどうであれ、世界の多くの人たちは、心の中で同じことを想っていると思う。
Love & Peace!
読んでくれてありがとうございました。

��動画:アンコールの様子)

0 件のコメント:

コメントを投稿