2008年4月20日日曜日

Unidentified Flying Object

ちょっと前のある日のことでした。
日も暮れ始めた午後8時ごろ、ビレッジから”カネシa.k.aアキ”くんとブルーベリーまでお散歩しました。
トレイルは樹々が生い茂っていて、暗い。
空を見あげると、半月になりかけの月がもう昇っていました。
わたしの歩調に合わせて、お月さまが樹々の間から見えたり隠れたり。
お月さまって、キレイだなー。

月を見ながらおしゃべりしていたら、あっというまにブルーベリーに着きました。
カネッシーはそこからブルーベリーの丘を通ってお家に帰り、
わたしはブルーベリーからバスに乗るので、カネッシーとHUGしてバイバイ。
それからひとり、ハイウェイでバスを待っていました。
4月だというのに息が白くなるほど寒くて、空気は冬みたいに澄んでいました。
「両車線とも手前の信号が赤なのかな。」と思うほど、車の行き交いがパタっと止み、
自分がハイウェイに立っているのを忘れるほど静かな空気が流れていました。
ひとつ、またひとつと瞬き始めた星の光が強くなっていくさまをボンヤリ眺めている時でした。
空のはしからはしにむかって、
おっきな光の塊が、ビューンっと空を横切っているさまが目に飛び込んできました。
それは、飛行機にしては早すぎるし、流れ星にしては遅すぎる。
一瞬でもなければ、願い事を叶えられるほど悠長でもなくて。
形は、頭とおしりがしっかりある横長の大きな光の塊で、
小学校の時、頭の中で想像していたハレー彗星みたいに大きい。
なんだありゃー????
超巨大流れ星?それともいわゆる未確認飛行物体?
ぽけーっと眺めていたら、空のはしっこで、”パッ”っと消えてしまった。
��???
っと唖然としているうちに、両車線に車が行き交いはじめ、私を置いてけぼりにして、時が動き出しました。
腑に落ちるような、落ちないような。
まるで、さつきとメイちゃんが、雨の中バス停で、トトロとネコバスを見てしまった時ような気分。
お月さまは、きっと正体を知っているんだろうな~。
そしたらトトロの映画みたいに、本物のバスがやってきました。
満員のバスの中は、人々の時間が交錯して、超高速で動いているように感じます。
そんなバスに揺られていると、光の塊を見たことが、幻かのように思えてくるのです。
今年はハレー彗星の年か何かですか?
み~ちゃった、みい~ちゃった~♪
なんだかわかんないけど、みいちゃった~♪

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