2009年9月18日金曜日

SAY NO to G.A.S (Garibaldi Ski Resort開発について)

小さなミノムシの抵抗で、ウィスラーに新しく作られたPeak to Peakのゴンドラには乗らないと決めている。
別に、そうしてどうなるってもんじゃないけど、小さな抵抗なのだ。

世の中、開発が盛んだ。
もちろん、開発によって暮らしを助けられているという事実も受け入れるべきだろう。
でも、たいていの場合、失ったらそうそうもとに戻らないものと引き換えに、開発は進む。

スコーミッシュに、スキー場とゴルフ場が併設された通年型リゾート、Garibaldi Resortの開発プランがもちあがっているそうです。

地図をみたけど、すごい広範囲で開発が予定されている。

スキー場  バーティカルライド 約1200m リフト25台
ゴルフ場  2つ
新しい道路 98km
ハウジング 5700ユニット

すぐ近くにワールドクラスのマウンンリゾート、ウィスラーがあるのに??
これだけ温暖化やら環境保護が叫ばれているのに???
冬に雨がふったり、明らかに気候がおかしくなってきてるのに?

シュティカのあるメルビンクリークが守られたと思ったら、今度はこっちでリゾート開発かあ。

開発者側のサイトをみてみた。
Sustainable Resort(継続可能な社会) と唱ってるけど、環境への配慮の詳細は「なるべく、環境に優しい配慮をする。」程度しか書かれていない。
そのかわり、地域に莫大なお金が流れ、いかに地元に還元されるか、taxが戻ってくるとかお金に関することが大々的に書かれている。

お金は大切だ。
でも、こうでもしないと、地元の経済は回らないものなのかな。
そのお金で得るものと、失うものどっちが大きいのかな。

ひとりひとりの人が大切なように、森のひとつひとつの命や仕組みも同じように大切だ。
それを破壊していくことは、わたしたち自信を壊していくことだと、わたしは思う。
最近、Sustainable という言葉が、一人歩きしている気がする。
農薬を使ったり、動物達を追いやったりすることが、”継続可能な共存”と言えるのだろうか?
そうでもしないと、人は自然を楽しめないのだろうか?
そのこと自体が、自然な流れから背を向けてはいないだろうか?
見た目じゃなくて、本当のSustainableを目指したい。

そのひずみは自分たちのもとに還ってくると思う。
というか、もうずっと学んできているはずのことなのに。

スコーミッシュ自体、すでにアウトドア天国なのだ。ある意味、ワールドクラスのリゾートだ。
ハイキング、MTB、カヤック、クライミング、ウィンドサーフィン、、、どれも道具と身さえあれば楽しめるものばかり。
だいたい、スコーミッシュの雪質はfoggy、wettyで大してよくない。
あんまりおもしろくないと思う。

大きな疑問が残る。

環境団体のサイト    http://www.greensquamish.ca/node/55
Online petition(懇願書) http://savegaribaldi.org/take-action/online-petition

開発者のサイト http://www.garibaldiatsquamish.com/about-garibaldi-squamish

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