2009年11月10日火曜日

受け取ることが苦手だった理由

わたしは、”好意を受け取ること”が、苦手でした。

表面的には、”わたしなんぞに時間や労力、お金を使わせて申し訳ない”と謙虚なフリをしていながら、ほんとうは心の奥に、”受け取ること=借りを作ること=返さなくちゃいけない=でも今すぐ返せない”、”借りを作りたくない”という気持ちがあったことに最近気づきました。

そしたらある本に、「借りをつくることも大切。人様のご好意に対して、常にそれに報いることのできる自分をふりかざすとは、ずうずうしいことです。」と書いてあり、ドキリとしました。

せっかく好意でなにかしてくれようとしていても、’いいよ~大丈夫だから’なんていって断ってしまっていたけど、これって壁をつくってしまうことなんですよね。
いまさらながらそのことに気づきました。
そして、与え上手な人は、受け取り上手であることも。

妊娠して、太陽が産まれて、人の優しさや笑顔をいただく機会が増えました。
太陽への笑顔ひとつだって、与えてもらったら嬉しいこと!
家族や友達のサポート、街で声をかけてくれる人、
スーパーで譲ってくれたり、ドアを開けていてくれる人。

ようやく”ちゃんと”受け取れるようになったからかな、
最近なんだか”受け取ること”がすうーっと楽になりました。

与え合うことが一番なんてよく聞くけど、
受け取りっぱなしでも、与えっぱなしでもなくて、
受け取って、与えてって両方を大切にすることが、
結果として”与え合うこと”になるのかな 

なんて思いました。

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