2010年2月16日火曜日

Rainbow Forest⇒worries ≦ Natural High

今日もみつけてしまった~~~。

森の小径 in Paradise Valley.

たまたまドライブにでかけて、
たまたまトレイルを見つけた。

看板には「池まで600m、池を経由したループトレイルは2.5km」と書いてある。
こりゃー気軽でいいや~。

トレイルの入り口に、「橋が流されているから入らないように」と書いてあったので、いけるところまでいってみるか~ということになった。

歩いてみると、これが、すご~~くいい。Suqmish感が変わるくらいいい。
いまのところ、Best of Squamish Trailかも?!

森に入ると、出がけには大粒の雨を落としていた空が、こんどは光を注いでくれている。
おかげで森はキラッキラ!
目を凝らすと、霧の中のあちこちに虹の輪が見える~。
水と太陽のコラボレーションは虹を連れてくるね~。
森歩きの予定ではなかったから、またしてもカメラを持ってこなかった。悔やまれます。
トレイルも、岩やら池やらアップダウンの起伏に富んでいて面白い。
イエーイ、ナチュラルハイ~!
わたしは、森歩きを通して、ハイな部分と同時に、影の部分にもよくであう。
わたしはもともととても慎重なのですが、アウトドアな環境にいると、慎重さに拍車がかかる。
わたしの危険センサーときたら、パンを焼いただけでピーピーいうsmoke detector ばりにしょっちゅう作動する。
ちょっとした森歩きでも、水やスナックを持ち歩くし、1人で山に入ることはない。
トレイルを歩きながら、「ここで怪我をして動けなくなったら、どうするか?」とか「もし迷ったら」、「駐車場に他に車はあったか」とか、あげくのはてに「途中でおなかいたくなったりしたらどうしよう」とか考えている。「引き返す」選択も躊躇せず。
これは森歩きに限ったことじゃなく、毎日の生活中にもしょっちゅう出てきて、困っている。
想像したことが実際に起こったことはないのに、いつも慎重がゆきすぎて、楽しさも半減だなあ。と自分でもよく思う。
その根底にあるのは、安全第一精神とみせかけた、ヘイポーさんばりの臆病心なのだ。
Uniearthと書いて、チキンと読んでくれよ。
そのうえ、母ちゃんになってから、慎重さ3割増しになっている。
こうなると自動的に、ゆうじの「普通」は、わたしの「危険」だ。
でも、いいことに気がついた。
森歩きは、そこがどんな道なのか、どんなコンディションなのか入ってみないとわからない。
臆病さをおして、一歩一歩 歩かなきゃいけない場面も多々ある。
急な天候の変化もなかなか怖いもので、稀だと思うけど、大雨で落石がゴロゴロおちてくる斜面をわたらなきゃいけないこともあった。(渡った直後に道が土砂崩れで潰れた!)
でもたいていそれ以上の美しさに、元気と勇気をもらう。
歩き終えたあとは、ちょっと強くなった気がする。
森歩きは、自分を信じることを試す修行なのかもなあ。と思う。
実際、自分のことをさておき、タイヨウを背負ったゆうじの心配をしてると、こけたりする。
「人の心配をするのは、自分が心配(頼れない)だからだ」と言われ、ドキッとした。
案外、森歩きは臆病克服のためのいいトレーニングかもしれない。
でもさ、太陽の光をあびるものは、全て影を持っているから、ポジティブと紙一重の影も部分もあっていいんだよね~。
さて、流された橋ってのはどこにあるの?
��kmくらい歩いたところで、下の方から川が流れる音が聞こえた。
音の大きさからいって、たぶん最後に橋がある、だろう。
橋が流されていたら引き返さないといけないけど、流されていない可能性もある。
ゆうじは「もう出口だよ。橋のことはまだわからないから、とりあえず見に行こう」といい、
わたしは「この様子だと下に橋がある。そしてきっと流されてる。引き返そう」という。
結局、冒険より、確実を取った。
ほっとするわたし。残念そうなゆうじ。
ま、いっか~っと歩き出すと、
来た道を戻っている途中で、光がさあーっと差し込んで、
さっきまで雲の中だった、真っ白いタンタラス山脈がどーーんと目の前にあらわれた。
しかも、珍しくとんがった白い頭までみせてくれた。
あがる~!
森や海との出会いって一期一会で、コンディションによって表情が全然違うし、印象も全然違う。
下に下っていたら、この瞬間には立ち会えなかった。戻ってきてよかった!
「戻って正解っていう合図だね~!」
と話がまとまったところで、むこうから人がやってきた。
スポーティッシュなカップルで、あちらも赤ちゃん連れだった。
聞いたら、生後8週間というではないですか!
首も座ってない、8週間の赤ちゃんだよ。
橋が流されてるかどうかわからないけど、とりあえず行ってみると言っていた。
心配をあっさり空に散らしてくれる、カナダ人のアクティブさにはいつも救われます。
Paradise Valleyの森、他にもよさそうなトレイルがありました。
また修行しにいかなくちゃだな!
長々と読んでくれてありがとうございますた。

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