2010年4月15日木曜日

夢の入り口

あちらの世界からこっちの世界に繋がる橋があるという。

橋をわたるまえに、天使たちは翼をかみさまに預け、

流れ星にのって、雲のうえで選んだ、お母さんとお父さんのもとへやってくる。


タイヨウは9ヶ月。

もうすぐ、わたしのおなかの中にいた時間よりも、こっちの世界の時間の方が長くなる。

やがて、数年たてば、天使だったことを忘れ、タイヨウはタイヨウとして歩き出す。

寝ている時、わたしたちの魂はあちらの世界にいっているという。

タイヨウはまだあちらの世界とこちらの世界の行き来ができるんだろうな。

でも、タイヨウは、眠る前に、”寝るのがいやだよ”といわんばかりに、泣き、しがみつき、バタバタ暴れ、つらそうにする。

あちらの世界の住人だったタイヨウだけど、こちらの世界にも大好きなひとたちをみつけたから、ちょっとだけ離ればなれになる”夢の時間”が嫌なのかな?

でもね、彼の寝顔をみていれば、”夢の時間”に、いいところにいるのはわかってるんだ。

ちょっとだけ離ればなれだけど、むこうのかみさまや友達にも、お母さんからよろしく言っておいてね。

これから数ヶ月(数年?)は、あちらの住人からこちらの住人へのトラジションです。

おやすみ

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タイヨウマンが好きな絵本。
これがあれば、おっぱいなしでも、眠れるよ。

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