2010年11月18日木曜日

カンガルーのぽっけ

前回の”発熱”の記事を載せた後、いつもよりアクセスが増えていました。
心配してくれた方、どうもありがとうございました。

おかげさまで熱がさがり、今は平熱に落ち着きました。
そして、、、やっぱり、、、突発性発疹でした。
咳と鼻水もあったので、わたしの風邪がうつったのもあったようです。
わたしはたいした風邪じゃなかったけど、太陽にとっては未開のウイルスだったんですね。

太陽は4日目まで40℃の熱がありました(昼間にさがって夜あがるパターン)。
咳が苦しそうだったので、4日目に一応病院につれていきました

その先生は、「いますぐタイレノール(子供バファリン)を飲ませなさい。熱を治療してあげないといけません。MMRの予防接種はしたよね?え、してないの?ダメじゃないか。これ以上熱があがったらすぐに緊急外来に blah blah...」

と言ったあと、この親は”アンチ現代医療”で、薬をあげないかもしれないと思われたのか(そんなことないんですけどね)、
「タイレノールを今すぐのませます。解熱したのを確認するから30分外で待っててください。」
と言われました。
待合室に、みるからに風邪でヨレヨレの患者さんがいたので、「家であげます」って言ったけど、「ダメ」って。
おかげで熱は下がったので良かったんですけれどね。

今日はフォローアップでファミリードクターに診てもらいました。
おだやかな女性の先生で「咳も徐々におさまっていくから、なにもしなくて大丈夫よ。」で終わり。

ドクターの言葉って力があるので、気持ちが左右されるなあ~ って思ったできごとでした。

これからも子供が何度も熱や病気を経験して、同じ経験を繰り返していくうちに
こどもは体が強くなり、お母さんはメンタルが強くなっていくんだろうな。

忘れないようにしたいのは、
様々な療法があるけれど、基本的に、人間はみな、自然治癒力が働くようにできていること。
そのなかで、それぞれ治癒のプロセスがあるので、それをじっくりサポートしてあげること。

ネットで簡単に手に入る情報は極端になりがちです。
過敏になりすぎず、しかし、過信しすぎないようにしたいものですな。

さて、体は良くなりつつあるタイヨウマンですが、
心の方は、母ちゃんのおなかのポッケのなかでリカバリー中です。

24時間わたしにべったりで、自分で歩こうとしませんでしたが、
さきほど、6日ぶりにポッケからでてみることにしたようです。

それと一緒に、久しぶりに笑顔をみせてくれました。

体は、自分で治すことができても、心は自分で治せないときがある。
心には、愛や優しさが一番のくすりだね。
それを与えられる立場にいることは、幸せなことですね。

おまけ 【お母さん、必見!乳幼児のファーストエイド】

Wilderness First Aidを学んでいる友人から、乳幼児のファーストエイドを教えてもらいました。
知らない方はこの機会に。知っている方は、もういちどおさらいしましょう。


【心肺蘇生法】
まず911(日本は119)!

乳首と乳首のあいだを、指2本でプレス。
速さは、1分に100回のスピード。

人工呼吸は、大人の肺活量そのままでは、肺が破裂してしまうので呼気量に注意。
大人が”ぽっ” て言う程度でよい。

回数:15回プレスし、2回人工呼吸

【のどに何か詰まらせたとき】
1.子供の胴体を腹這いにに、大人の腕にのせる。このとき頭を低くする。(胴体を肘から手のひらにかけてのせる)
2.肩甲骨の間を、ドンドン叩く

こうすることで、強制的に吐かせるのと同じ効果があるそうです。
窒息はいつでも起こりえるので怖いですよね。



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