2012年4月13日金曜日

Celebration of Life -Sarah Burke, you are remembered forever!-

予報は雨 
泣き出しそうな空は、どうにか涙をこらえたまま夜を迎えた。

昨日はSarah Burkeの追悼イベントだった。
サラが亡くなってから、彼女の軌跡や功績をたどった。
知れば知るほど、トップアスリートとしての功績よりも、こんなにも心が美しい人間が存在していたんだ。ということの方に驚かされる。

サラのスピリットは昨日、ホームマウンテン、Whistlerに戻ってきた。

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ビレッジスクエアは人で溢れかえっていた。
キャンドルに火が灯り、彼女と親しい人たちのスピーチが始まった。

お父さん、スキーのコーチ、古い友達、スキーの友達、そしてパートナー。
どのスピーチにもサラの面白いエピソードを話してくれて、喉がきゅんと熱くなった。
悲しみの中の笑顔。やさしい気持ちに包まれる。

みな口を揃えて「彼女ほど毎日ハッピーに全力で生きて、毎日笑っていて、それでいて誰に対しても謙虚でスイートな女の子はいない」と言う。

何度もその言葉を聞くたびに、問われる。
わたしはハートで生きてるかな、
ささいなことに疲れて捕われて、意固地になって、
アンハッピーな世の中の仕組みに悶々として怒って

周りや世の中がどうであれ、”わたしは”今日ハッピーに生きていれてるかな?

雨はまだ降り出さない。
代わりにぐわん、ぐわんと風が巻いていた。
子ども達がサラのために作ったペパースノーフレークが揺れている。

サラ、いるのかな。
いるんだね。聞いているんだね。

パートナーのローリーが言った。
「ずっとサラのエネルギーを感じたい、感じたいと思っていた。
 でも、今日はこの場所からサラのエネルギーを感じてる」

最後に、お姉さんとお母さんが、ビヨンセの"I WAS HERE"を歌った。
お姉さんは、歌いながら泣いていた。

黙祷(Moment of silence)の代わりに、騒いで祷る(Moment of noise)。
何百人という人が、空にむかって吠えた。
サラを想いながら。

みんな泣いてた。
スコーミッシュに戻る途中、待っていたかのように大粒の雨がパラパラと降ってきた。

いい夜だった。サラのことを知れてほんとうによかった。
昨日のエネルギーがまだ私のなかに流れている。
とてもとても優しくてハッピーな気分だ。
この感覚を大事にしたい。

出会えてよかった。ありがとう。

You won't be forgotten. Never.
Live, Laugh, Love and Dance!

折り鶴を折ってくださった方、ありがとうございました。センターボードに飾られていました。
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