2013年2月8日金曜日

Natural Dye でいろあつめ その2 ~ECO MOON PADとともに。~

ハンドメイドの布ナプキンをECO MOON PADと名付け、
ファーマーズマーケットに出店する様になってから半年がすぎた。

本当にすこーしずつ、すこーしずつだけれど、ちょっとだけ認知度があがったかなあ~ という手応えを感じる。
少数だけれど、人づてにわたしのことを聞いてやってきてくれる人もでてきた。
今のところ、作った分は捌けている。
それだけの人が自分の作った物を使ってくれるという「喜びと責任」を感じる。
もっといいものを作りたいし、もっとチャレンジしてみたいと思う。

ECO MOON PADもピンク系の色を増やそうと思って、去年の夏、森の素材を採取しにいった。
いろいろと試してみたけど、んーーー森の素材で定番色を作るのは難しいのかなあと感じた。
まず、森には赤系の素材が、ほとんどない。
赤といったら、ビーツとか、ラズベリーとか思い浮かぶかもしれないけど、ビーツは色が水に溶けてしまうのでダメ。
イチゴやラズベリーも色がとれやすかったり、紫が強かったりしてイマイチ。
そのうえ、果物は大量に必要なので、コストパフォーマンスもよくない。

そこで、市販の天然素材の染料(ナチュラルダイ)を試してみることにしました。
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草木染めでも赤系は、茜やコチニールという素材で出すのが一般的です。
わたしはMadder(茜)、Lac(カイガラ虫)の染料を選びました。
LacはMadderより優しい赤になるらしい。
あと、虫と聞くと「うえっ」っと思うかもしれないけど、このLacというカイガラ虫は、食品や雑貨に幅広く使われている素晴らしい素材だそうです。

と、ここで「ハイ これが染まった色でーす!」とお見せしたいのだけど、ごめんなさい~。これからやるところなんです。いろいろと下準備が必要で。。。
また、みなさんが忘れた頃に 「出来ましたー!」ってアップしますね。お楽しみに。

こんなかんじで、地道に夜な夜な作業をしています。
布を染めて、縫って、想いと現実を繋げて作って。たまに失敗して。
こういうことを繰り返していくたびに、わたしにとってECO MOON PADはより愛おしいものになっていく。自己満だけど、、、。
そして、手間はあんまり省いちゃいけないって思う。

このエリアの女性が、ECO MOON PADを使ってくれたらいいな、というのはもちろんだけれども、ECO MOON PADを通して、同じ方向を見ている人とすこしずつ仲良くなれたらいいな!

”あの人ヨガの先生だよー”って街で見かけるように、
”あの人布ナプキンの人だよ”って知ってもらえたらいいな。

さてさて、PembertonのOne Earth Collectionというお店に、置いてもらうことになりました!
まだ手元にあるので、「仮」ということになるかな?!来週頭に届けにいく予定です。
ドキドキ!

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なんでもそうだけれど、最初の一歩って大きいようで実は小さい。
最初の一歩は、「未知への世界の扉を開ける勇気」みたいなもの。
扉の先には、手探りでワクワクする世界が待っている。
失敗するのは怖いけど、恐れずすすむぞー!おーー!

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