2013年12月29日日曜日

It's more than a Ski film! 「Into the Mind」

今日は、最近見た、ウィスラー発祥のスキーフィルム「Into the mind」を紹介します。

今までのスキー&スノーボードフィルムといえば、1人2−3分のクリップがあって、キメキメのライドを堪能させてくれるというスタイルでしたが、この「Into the Mind」は今までのスキーフィルム概念を覆す一品!

このフィルムは、Extreme skierが、切り立った山頂からライドする時の、心の過程を表現した、山岳ドキュメンタリー&ビッグマウンテンパウダーフィルムです。

ここ数年、自分から、スキー&スノーボードフィルムを見ることはなかったわたしが、すでに3回も見てしまいました。

映像と音がかなりcool! パウダー深っ!速っ!ラインがやばい!映像めっちゃきれい! 
構成がかなりtrippyです。ちょっとBarakaっぽいですね。

でも、映像にフォーカスしているとストーリーを見失うので、頭の中で推測したり、組み立てたりしながら”あ、そういう意味だったのね!”ってな感じで何回も楽しめます。

こっからはネタバレだけど、ウィスラーのシーンは、短い時間によく"Whistler Blackcomb"を表現してるなあって思いました。
ウィスラーに籠ったことがある人は、懐かしい気分になると思いますよ

DCPがPowder snowとSurfingをしてるパートも素敵です。
DCP昔イケメンだったけど、貫禄がでましたな〜 
いまはSquamish在住ということで、胸が高鳴りました キュン♪

Benjiのシーンも、常に一番の強敵は自分だよね。というメッセージ。

メインのストーリー、挑戦とリスク、決断、迷い、そして怪我。。。
死と隣り合わせの恐怖。それでも行く。それでも滑るという信念。
いつ死んでもおかしくない、ほんとにすごいところ滑ってる。

ウィスラー在住の、ビッグマウンテンライダー、Hearts Filmの佐々木悠くんや渡辺雄太くんを間近でみていて、彼らに会うたびに、今年も無事でいてくれてよかった。って思います。
ネパールのおじいさんがグルグルまわしている鈴のようなものは、一回りでコーランを一回唱えてるそうです。
周りで応援している人たちは、そういう気持ちで見守るしかない。

生還とは逆に、命を落とす人もいます。
エンドクレジットに、2年前にハーフパイプトレーニング中の事故でなくなったSquamish localのSarah Burkeの名前もありました。
出演しているKye Petersonもお父さんを雪崩事故で亡くしているそうです。
スノーボードの神Craig Kellyも雪崩事故で命を落としています。

それでも、雪山には魅力がある。



「Into the Mind」は、BC州の美しく険しい山々をメイン舞台に撮影しています。
ほんっと美しいよ、British Columbia!!      
I LOVE BC!

スイスからこのブログを読んでくれている方がいらっしゃいますが、ツェルマットもちょこっと出ていますよ。

しかし、あの滑落したスキーヤーのストーリーや病院のシーンはフィクションなのかな〜?

iTuneからも買えるので、ビッグマウンテンが好きな人はぜひ見てみてくださいな。




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