2014年1月10日金曜日

Remembering Sarah Burke

マウンテンFMを聞いていたら、ソチ五輪の話のあとに、DJが”故サラ・バーグに捧ぐ”と言って、曲をかけました。
曲のタイトルは分からないのだけど、"I lived with full of love"という内容の歌。

スコーミッシュ在住だった、女子スキーハーフパイプのQueen、サラ・バーグが亡くなってから今日で2年が経ちました。(過去記事はこちら)

今日、サラのお母さんにお花を渡しにいったら、

  「今日は、サラがこの世にいたことを祝う日なのよ。
              だから今日一日をハッピーに過ごそうと思ってる」 

と、やわらかな笑顔で、迎えてくれました。

悲しんでるかな?って勘ぐりながら会いにいったのに、逆にこんな素敵な言葉が帰ってきて、とても温かい気持ちになりました。

その時、おととしの春、サラの追悼イベントで、彼女のお姉さんが、ビヨンセの”I was here"を歌っていたことフト思い出した。

その時はじめて ”I was here” を知ったのだけど、いい歌すぎて、、、感動。。。
かいつまんで訳すと、こういう詩。


”この世を去る時、後悔なんてない。

 やりたいことは全部やった。
 自分が思った以上の結果も残せた。

  一日一日をフルで生きたし、愛した。

  与えられるものは与えて、
  ベストを尽くしてきた。

  だれかを幸せにすることもできた。
  わたしがいたことで、この世界は少しだけ良くなったの。

   わたしがいたという証に、私は足跡をのこしていく。”



サラが残した足跡、、、

今年から女子スキーハーフパイプがオリンピックの正式種目になったこと。

Sarah Burk Foundationとして、若いアスリートへのサポートや、子ども病院など彼女が関わってきた団体へ寄付を続けていること。

故人は美化されるものだけど、そうではなく、サラはトップアスリートでありながら、心が美しくて、ハッピーな人だった。
(その証に、致命傷となった事後の際、アメリカでの医療費が5000万にもなってしまい、寄付を呼びかけたところ、なんとたった2日で集まった。)

誰かに夢と希望を与えつつ、サラスピリットは引き継がれています。

みなさんもソチ五輪をテレビで見る時に、この記事のこと、サラバーグのことを思い出してみてください。
競技の中に、よりドラマを感じられると思います。

もう少しサラにまつわる温かいストーリーがあるのだけど、それはソチ五輪が近づいてきたまたアップします。

最後に、国連の世界人道の日のパフォーマンス、ビヨンセの"I was here”の動画をのっけました。
平原綾香さんの”ジュピター的壮大さ”とかぶるところがあり、圧巻です!

世界人道の日は毎年8月19日で、その日は人道支援活動にスポットを当てながら「誰かのために何か良いことをしよう」と世界中の人々に働きかける日だそうですよ。



0 件のコメント:

コメントを投稿