2017年5月31日水曜日

自然療法と西洋医学 どっちも大事でいいんじゃない。

私の母は薬剤師です。
実家は薬屋さんでした。

小さな頃は、母の仕事の邪魔にならず、でも近くにいれる、"調剤室"(薬を保管している部屋)が私の居場所でした。
そこで、”ピルブック”をめくって、どぎつい薬を探してみたり、
箱にずらりと並んだヨミニクイナマエの薬を読んでみたり、
おやつを食べて、学校の宿題をしたり。
そんな少女でした。

実家の薬屋さんは、健康関連の本をお客さんに貸し出ししていたこともあって、
”健康と薬”はいつも身近にあるテーマでした。

20代までは、病気や怪我で現代医学に世話になることが多かったですが、
自然豊かなカナダで暮らすようになってからは、
ホメオパシー、ハーブ、エナジーヒーリング、東城百合子さんの食べ物を使った自然療法、カイロ、鍼、クラニオセラピー、オステオパシー、各種オイルトリートメント、、、、興味があることは試したり、取り入れるようになりました。

それらのおかげで、私の心と体が劇的に良くなったのもまぎれもない事実で、
体と心のケアを学ぶことで、人間として成長できた気がする。


まあ、そういうわけで、私は西洋医学も、自然療法もどちらもすごいなと思うし、
どちらに対してもアンチな気持ちを持っていません。

でも。

自然療法にゆきすぎて、西洋医学を叩く風潮。
または、その逆。
それは体験からきているの?
それともインターネットの情報から?

あまりにもネガティブキャンペーンな記事はどっちも怖いなあって思う。
そういう尖っている記事は、病気で実際闘っている人やその家族の気持ちが、
置いてかれているような気もする。
臨機応変にもっと広い目で見たらいいんじゃないかなあ〜って思う。


痛み止め、抗生物質、抗がん剤、ありとあらゆる薬がたくさんの人たちを救ってきたのも事実。
一方で、無駄な検査なのか必要な検査なのかよくわからないこともあるし、
抗がん剤や予防接種の是非は、正直よくわからない。

西洋薬で治せないものもある。食べ物の方が薬であることもある。
ある人にとっては有効でも、別の人にとっては毒なこともある。

また、万が一厄介な病気に羅感してしまった場合に、苦痛の中、不安の中、
自然療法等で向き合うという精神力は強いし、素晴らしいしかっこいいと思う。

とにかく、バランスだよなあ。
私は自然療法にしても西洋医学にしても、
両方のことをもっと知りたいし、学びたいなと思う。

なんでこんな記事を書いたかというと、先週、息子が細菌感染で点滴の為に病院を行ったり来たりしていた間に、夫も倒れてしまいまして、カナダで初めて救急車を呼ぶという、てんやわんやの1週間を過ごしました。
その間に泣いたり、笑ったり、いろんな気づきがありました。

息子は抗生物質とサプリメント、夫は鍼で良くなりました。
あとは、エネルギーのある食べ物。
おかげで今は二人とも元気になりました。


病気って、健康であることって、メッセージだなあと思う。
そこにどんな学びがあるのか、メッセージがあるのか、
最終的に気づくことができたら、幸せなことだと思う。

そんな話を続きに書きたいと思います。

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