2017年8月25日金曜日

Strawbale Gardening 試してみました。 その1

日差しが秋に傾いてきたこの頃。晩夏ですね。

この夏は、Strawbale Gardeningに挑戦してみました。




Strawbale Gardeningとは、ブロック状に束ねた藁の塊そのもので野菜を栽培する方法。
藁をマルチがわりに畑に撒くのではなくて、ブロック自体が畑なのです。

ちなみに、StrawbaleとHayは非常によく似ていて、どっちでもいいんじゃん?
と思いがちなんですが、そこはStrawbaleでないとダメだそうです。

理由は、、、調べてみてください 笑

よくわからなかったのだけど、Hayは動物の食べ物となる穀物の栄養素を含んだ干し草で、
Strawbaleは食べ物としての役目は終えた単純な干し草だそうで、
切り口が空洞かどうかとか、そこらへんにヒントがあるみたいです。

さて、Strawbale Gardeningのいいところは、

場所をとらず、好きなところに置けて(道路の上でも)、
耕すことも、草取りも必要なく、追肥の必要もなく、
藁の持つ高い保湿と保温効果を利用して、
簡単に野菜が育てられるというのが特徴の、栽培方法です。

カナダの西海岸の場合、5月中旬に、Strawbaleのブロックを"Ready"な状態にするため、
発酵させます。

発酵させることはとても大事で、
そのおかげで藁の中の微生物たちがActiveになり、
藁自体の温度も上がるので、土壌の保温力が上がり、
栄養豊富な土、ならぬ、藁となるのです。
コンポストする感覚です。

発酵の手順はこんな感じ。



発酵がいい感じに進むと、キノコが出現します。
キノコ育ててるの?っていうくらいキノコが現れます。










ちょうど、苗や種まきのタイミングにキノコだらけになるので、
そこらじゅうからモリモリ飛び出るキノコにと共存できるのか!?と思いましたが、
大丈夫でした。
なので、キノコを気にせず苗や種まきして大丈夫です。

キノコが現れ出すと、固い干し草の塊だったStrawbaleが
スコップがさっくり入るくらい、柔らかくいい感じになります。






2週間ちょっとで晴れてReady!
野菜を植える面に、うすーく土を振りかけて、水のシステム作ってしばし放置します。
私が使ったのはSoaker hose。めっちゃいいです。
土のガーデンにも、Soaker hose這わせたことにより、収穫率も野菜の元気さも◎





種まきしてしばらく経った野菜たち。



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