2012年9月26日水曜日

夢のマイホーム

ひまなとき、"The Builder of the Pacifc Coast"という本をパラパラ眺めるのが好き。
西海岸(Vancouver Islands多し)で創られたナチュラルビルディング(自然素材でできた家?)の本で、この本はわたしの夢がいっぱい詰まった、心の栄養剤なのです。

いつかきっと!

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Wow!Yoga Studioだそう。Search myself Inside her.
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お寺だそう。
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今住んでいる家は、環境も場所もいいので好きなのだけど、冬がめちゃ寒いのです。
寒い国で、エネルギー効率が悪い家はほんとNG!!
寒いだけでなく、財布もすきま風吹きまくりです。そんなときは空想の世界で癒してもらうしかない。


ここまで読んじゃったら、私の空想ワールドへご一緒していただきましょう。

「天然資源で」という目でみたら、コブ(砂&泥&藁)やストローベール(藁)の他に、コンテナハウスとかEarth Bagとかもあるのだけど、よりリアルに空想すると、木材とコブとストローベールがわたしの心をくすぐります。

コブやストローベールで建築法などを調べてると、人間の知恵ってすごいなあ~、よく考えられてるな~(もちろん建築全般)と人々の頭の良さに感動する。

せっかくだから、コブとストローベールのそれぞれの利点のウンチクを紹介。

【ストローベール=藁の家】

*なんといっても断熱(断冷)効果が高い!外気温と内気温の差が大きい地域に向いている。
*藁といっても圧縮されているので、燃えにくい
*一般的には、梁や柱で枠組みを組んで、ブロックになったストローベールを壁として利用する。ストローベールにそのまま粘土を塗り、漆喰で耐水する。
*弱点は、水に弱いので、湿気や雨の多い地域は除湿/防水対策をしっかりしないといけない。

【コブ=泥と砂と藁の家】
*熱を備蓄できる。例えば、冬の太陽の軌跡に合わせて壁を作る。家が吸収した太陽熱で夜も家が暖かい。オーブンには最適で、最初に薪で釜を温めておくと、火が消えても長い間熱が下がらない。
ただし、内外気温差が激しく、寒くて雲が多い地域には向かない。
そういう地域では、コブ自体の温度を下げない様にかなり薪やヒーターを必要とする。

*耐久性に優れている。地震や津波でも壊れない(らしい)。湿気にも強いが、直接水が当たるのはよくない。

*自由自在にカタチを作れる。コブで家を造るといったら、たいていフレーム組みもなくコブだけで家をつくり、木の屋根を乗っける。実際は、メインの住居よりもゲストハウスやアートスタジオとして作っている人が多い。


例えば私が住んでいるSquamish BCは雨の町として知られるほど冬はジメジメしています。
寒さはカナダ全土の中では一番温暖で、冬も寒くてー10度くらいかな。
なので、木材でフレームを作って、木材とストローベールで壁(断熱として)を作り、内装をコブと木材でWoody&Earthyに仕上げたりしたらどうでしょう?
もちろんwood stove(暖炉)で!
暖炉の周りの壁をコブで仕上げると保温力アップ。
できれば暖炉の熱を使って床暖房つくったりして!

やばい ニヤニヤするー。

今は、夢のマイホームと、自分たちが送るであろう未来の暮らしを 空想してニヤニヤするくらいしかできないけど、そこにフォーカスしているとたのしいー。

最後まで私の空想につきあってくれた物好きなアナタ、どうもありがとう♡
とりえあず、この冬も重ね着して乗り越えます。

Keep on dreaming!!

2012年9月24日月曜日

The World Peace day

��月21日は"International Day of Peace"だって知ってましたか?

��月22日の今日は、Vancouverで”Earth Dance”がありました。
Earth Danceは世界同時多発的イベントで、World Peace- One world-をキーワードに人々が集います。
メインのスパイラルダンスは、参加する人全員が手を繋いで(1000人とか)、World Peaceにフォーカスして、スパイラルを描きます。ひとりひとりの想いがおっきな想いになって、螺旋を描いて空に昇っていく。

今回はメインのスパイラルダンスには参加出来なかったんだけど、行ってよかった!
ヘルシーでピース且つパーティーな雰囲気も味わえつつ、ファミリーフレンドリー!大好きなイベント!

写真はヨガのあと。みんなで歌を歌っているよ。
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Earth Danceは20年ほどまえに、FREE TIBETのアピールとして始まったそうだ。
今はFREE TIBETだけに捕われず、世界平和の集まりとして定着してる。

The World Peace day, Earth Danceとくると、ここ1ヶ月のニュースと気持ちがリンクする。

同時に、数年前にウィスラーの北にある森を守っているSutikalhという場所にたびたび訪れていたことも思い出す。
美しく静かな森がスキー開発の危機にあり、地元のファーストネーション(ネイティブインディアン)のあるおじさんが、遠隔地にある森に一人で住みながら森を守っていた。
どうやらリゾート開発と同時に、政府がその土地を水源として目を付けていたようだ。
度々執拗で悪質ないやがらせを受けながらも、おじさんの精神性の強さと、その想いにひかれた世界中からの支持と祈りもあってか、今は開発の危機はほぼなくなった。
それでもおじさんは終の住処として森を選び、今もそこに住んでいる。
”最後のひと息をするまで”もしくは、”この土地を心配することがないと心から感じることができるまで”この森に一人で居るそうだ。

Sutikalhは世界中にある領土問題をはじめて身近に感じたできごとであり、言葉にできないほどたくさんのことを教えてもらった場所だった。

ちょっと話の路線は変わるのだけど、わたしはもう”アンパンマン的世界”は終わっていいんじゃないかと思う。
アンパンマンをみていると、正義という名の下だったら、殴ったり、破壊してもいいのか?と思ってしまう。弱い子の気持ちを代弁してくれるとか、悪いことしたらいけないんだという教えがあるのはわかる。でも、正義vs悪の構図が道だと子供は思ってしまわないかな?
大げさかもしれないけど、戦争を正当化しているようにも思えてしまう。
ほとんどのディズニーアニメも同じ傾向があると思う。

そのかわり、"Horton hears a who" という子供映画のメッセージの伝え方はいいなあと思う。
正義が悪を力で倒すのではなくて、”群衆が声や音をあげることで、聞く耳をもたなかった人の心を変える”というやり方。いわゆる群衆のデモということになるのかな。

”正義”とか”真実”というのは、その人が信じていることによって違い、信じていることが違いすぎることが闘いになってしまう。そういったことは日常レベルであるのだけれど。

地球というひとつの星に住む地球人が、

エゴによらず、狭量にならず、固執せず、
いままでの価値観を覆す勇気を持ち、
聞き、許し、考え、意見し、
今を生きて、ハートとハートでコミュニケーションをとれるような日がくれば、シュティカのおじさんも森を去ることができるだろうし、世の中の争いごとも減るのかもしれない。

道のりは長いかな。アマチャンかな。
苦しい気持ちを越えて、そういう風に、輪が繋がっていくことを願いたい。
すごい時代に生きているな。

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2012年9月12日水曜日

Preschool 初日、、、、そして断念。

新学期になりまして、太陽のプリスクールが始まりました。

太陽は、日頃、社交的で明るくて体を動かすのが大好き。
言葉でのコミュニケーションもかなりとれるようになっているので、そろそろ友達と遊んでいけるかな~と思ったのでプリスクールに入れることにしました。

夏休み前には太陽も楽しみにしていましたが、、、。

昨日、「あした学校だね!」とごはんをたべながらシュミレーションしていたら、いきなり無言に。
あきらかに「ひき顔。」あれー?ちょっと無理かなあなんて思いつつ、やってきた当日。

号泣。(予想通り)
その場を去るも、30分後に呼び出され、その日はクラスを一緒に受けることに。
クラスメイトをみてみると、太陽は明らかに体も月齢も一番小さくて、しかも英語がしゃべれない。
1年と年が違わない子供達だけど、お友達は心も体もしっかりしていて、ベテラン幼児!という感じ。
かたや太陽は、まだ赤ちゃんが抜けきれてないひよこ幼児。

その姿をみていて、正直「無理かな」と思った。

そして、新しい環境、新しい挑戦にすごーーーーーく心が疲れたみたい。
クラスが終わった後、体中にブツブツが現れてしまった。

その姿をみて、ほんとに母親として心が折れた。

わたしが一緒なら、クラスの中ではそれなりに楽しそうにしていたけれど、先生と話し合った結果、「分離不安がかなり強いのでこの状態で送り出してもかわいそうだとおもう。2ヶ月後には慣れると思うけど、それまで嫌な想いをさせ続けても、、、。うーーん、太陽にはまだ早いと思うよ」ということになり今年は見送ることになりました。

泣きはらした目で「太陽泣いちゃった。ママと一緒がいいよ。」と言われ、ますます心が痛くなった。こんなこと言ってくれるの今だけ。


幼児は、3歳までは「おかあさんと自分は、ひとつである。」という感覚を持っている。
他者との境界線があいまいで、ぼんやりしている。
でも、3歳くらいから、自分がお母さんとは別の存在であることに気がつく。
そこで、「離れること」と「自分の足で歩き出すこと」に対して恐怖を持つそうだ。
自立の一歩というか。
これは、幼児に取ってものすごく勇気がいることだと思う。
そして、発達の過程で必要なことだそう。

実際、太陽も”恐怖心”を持つようになった。
「家族が怪我したり、死んじゃったりしたらどうしよう」という気持ちがあるようである。
昨日と変わらずみんなが無事でいてほしい という気持ちがとても強い。

この時期を上手に乗り越えるには、お母さんの日頃の接し方が重要だそうだ。
はああ~~~ 言い方とか取引の仕方とか、母ちゃんも日々反省するとこいっぱいあるわ。
焦ってたんだなあ~ わたし。

わたしもどっと疲れたけど、たくさんのことに気づけた感謝の一日でした。
それと、プリスクールのクラスでお手伝いできて、子供達のかわいらしさに癒されました。
こんなに人の子を、ひとりひとり、心からかわいいと思えたのは貴重な経験でした。

最後に、一日中わたしたちのことを気にかけてくれて、ありがとう。なみちゃん。

2012年9月3日月曜日

娘のこと ~1歳になりました~

娘がこのたび1歳になりました~ パチパチパチ。
ちょうど満月だったのでまんまるお月様がきれいだったな~。

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ふにゃふにゃで寝たきりの赤ちゃんが、意志を表示しはじめ、2本の足で立って歩こうとしている。
もうすぐにでも最初の一歩がでそうです。
私の中では、太陽は共に道を開拓するパートナーで、ルナは癒しの天使という感じです。
最近のクルクル弾む笑顔と、楽しさが伝わってくるハイハイをみているとなんとも幸せな気分になります。
この子のおもしろいところは、ときどきすっごいLaid Backになるところ。
たとえば買い物中のカートで寝そべって足を放りだしたり(しかも「あーだりー」と言わんばかりな顔してる)、そのままカートのなかで横になって寝ちゃったりするんですよ。
誰に似たんだか DNAって恐ろしいねえ~。

ちょっと話はかわって、今日は、ウィスラーでうまれるというドキュメンタリーフィルムを見てきました。
出産は、Parenting(親であること)という人生の大冒険へ送り出してくれる、最初の儀式ー苦しみであり喜びーなんだなと改めて思いました。
出産だけとりあげてみたら、わたしの場合は2人とも安産で、健康に産まれてくれました。
想像以上だった、産みの痛みと苦しみを知ることもできたし、経験したことのない種類の「愛すること」「愛おしむこと」を知ることができた。

でも、出産だけがドラマではなく、そこへ至るまでの想いー喜びや葛藤や夫婦の絆ーがまた人生の色を濃くしてくれているし、また出産してからも日々もまたドラマの連続だなと感じています

そういったところをふんだんに感じられるドキュメンタリーでした。

産まれてきてくれてありがとう 太陽&るな
��人にであわせてくれてありがとう ゆうじさん

ちなみに胎内記憶を持っている3歳児は30%程いるそうですが、太陽は残念ながら70%の方に属しているようです。るなはどうかな~?